イチロー、残り「2」で足踏みも…ファン熱狂に「まるでクリスマス・イブ」
「毎打席、観客は立ち上がり狂ったように声援を送っている」
残り4本で迎えた22日(同23日)からの本拠地10連戦では17打数2安打で終わり、偉業達成はならなかったものの、打席に登場するたびに大歓声が沸き起こった。試合中に出場を求める「イチローコール」が起こることもあった。そして、残り2本として迎えたシカゴでも、102年の歴史を誇るリグレー・フィールドは背番号51が打席に入るとスタンディングオベーションに包まれている。
「イチローは2998安打で8月に突入。彼が出場する試合はまるでクリスマス・イブのようだ。毎打席、観客は立ち上がり狂ったように声援を送っている。もしスポーツが人々の人生に喜びをもたらすのであれば、イチロー3000安打への道は正にその典型だろう」
記事では、このように指摘。イチローが金字塔に歩みを進めることが、ファンにとっては「喜び」になっていると表現している。米国のファンを熱狂させるイチローの功績は、やはり限りなく大きなものといえそうだ。
なお、ランキングのトップ3は以下の3つ
3、トレードデッドライン白熱
2、ホームランマシーン、ジャンカルロ・スタントン
1、ケン・グリフィー・ジュニアとマイク・ピアザが殿堂入り
今年もメジャーでは驚くような大型トレードが期限前に成立し、オールスターではイチローのチームメートでもあるスタントンがホームランダービーで圧倒的な力を見せつけて優勝を飾った。そして、新たに2人の名選手が野球殿堂入りを果たし、印象的なスピーチを行ったことが、「素晴らしい瞬間」の1位に選ばれている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count