満を持して1軍復帰 復活のリードオフマンが首位ホークスに勢い
8月は週末に上位2球団との3連戦が4カード続く
同3日の西武戦では初回に左中間を破る二塁打を放って先制点のおぜん立てをすると、4回2死二、三塁では勝ち越しの中前2点適時打。復帰後5試合すべてで1番に座って5戦連続安打、24打数9安打、打率3割7分5厘、5得点、3打点と打ちまくっている。
今季のソフトバンクの1番は、今宮健太が最多の32試合で起用。福田秀平、城所龍磨、本多雄一、中村晃なども務め、不振脱却のために松田宣浩も7試合で1番に入った。
工藤公康監督の考え方としては、1、2番は特定の選手に固定しない。だが、今宮が一時期の好調から状態を落とし、本多は右腰の張りで登録を抹消されている。松田、中村晃は5、6番の中軸に座るのが本来の形であることを考えれば、現状で1番の最適任者は明石になる。
8月は週末に日本ハム、ロッテ、日本ハム、ロッテと上位2球団との3連戦が4カード続く。3連覇に向けて、重要な意味を持つ真夏の戦い。明石の働きが、ソフトバンクの浮沈の鍵を握っている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count