ロッテ新人の平沢大河が二塁として初先発「チャンスと思ってやりたい」
前日は二塁で途中出場、存在感を示す絶好のチャンス
ロッテ平沢大河内野手は4日の日本ハム戦(QVCマリン)に、9番・二塁でスタメン出場する。前夜、6回に2軍落ちした中村の代打で登場。結果は2打席連続三振だったが、守備では6回からプロ入り初めて二塁を守り、試合後に伊東監督も二塁でのスタメンを示唆していた。
この日、試合前に抱負を聞かれた平沢は「チャンスと思ってやっていきたい。(遊撃と)動きも違うし、右側に投げるので」と緊張の面持ちだったが、「今は思い切って振ること。まずはボールに(バットを)強く当てる意識でやっていきたい」と速球対策を課題にあげた。
体重は75キロとやや痩せたようだが、湿りがちなロッテ打線にあって、存在感を示す絶好のチャンスでもある。この日、同学年ライバルの楽天オコエが2軍落ちしたが、高卒ルーキーとしての意地も見せたい。
折しも、野球とソフトボールが東京五輪の正式種目に決定。「出たい気持ちはあるが、その前にやることをしっかりやらないと、その先はない」と気を引き締めた。
ロッテのスタメンは以下の通り。
1(中)岡田
2(右)荻野
3(左)角中
4(指)デスパイネ
5(一)福浦
6(遊)鈴木
7(三)細谷
8(捕)田村
9(二)平沢
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count