殊勲打のホークス鶴岡、打撃好調の要因は…「何とかできると強い気持ちで」

和田の好投を絶賛、「最後までキレが落ちなかった」

 リード面では、初回に中田翔に許した先制2ランの場面を振り返り「まっすぐから入らなくてもよかった」と反省。実は試合前には「早打ちのバッターが多いので、初球の入り方には気をつけたい」と語っていただけに、反省の気持ちは特に大きかったようだ。

 そのうえで、2回以降完璧なピッチングを見せた和田を絶賛した。

「ブルペンでの1球目から8回の最後の球まで、キレが落ちなかった。とにかく今日の和田さんの球はすごかった。まっすぐも良かったし、チェンジアップも良かった」

 6日の試合の結果次第で優勝マジックが点灯するが、鶴岡は「それは見ている人たちの楽しみとして、ボクはまた明日のゲームに絶対勝つことだけを考えます」と、目の前の試合だけに集中していくことを誓った。

【了】

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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