前田健太、野球の五輪復活を喜ぶ 「すごく嬉しい。モチベーションになる」
WBCと「プレミア12」には出場も五輪はなし「アスリートとしてすごく嬉しいこと」
4日(日本時間5日)の敵地ロッキーズ戦に先発し、5回2/3を4安打2失点で10勝目(7敗)を挙げたドジャースの前田健太投手が、2020年東京五輪の追加種目として野球が承認されたことを喜んだ。
前田は2013年の第3回WBCに田中将大投手(ヤンキース)らと先発投手の軸として出場。また、昨年は世界野球「プレミア12」に侍ジャパンのエースとして臨み、チームを牽引した。だが、五輪は2012年のロンドン大会で野球が正式種目から外れたため、前田には縁がなかった。
「すごく嬉しいと思います。僕が(日本代表に)入った時はもう(五輪から野球が)なくなってしまっている状況だったので、オリンピックでメダルを穫れるということは、アスリートとしてすごく嬉しいことだと思いますし、モチベーションになると思います」
日の丸をつけて世界大会を戦ったことがある右腕にとっても、五輪はやはり特別だという。東京開催となれば、なおさらだろう。
前田は「(WBCとは)ちょっと違うと思いますね。やっぱりオリンピックというのは、全ての競技で国を背負って戦う大会だと思うので、また違う気持ちだと思います」と話す。MLBの選手が出場できるかは現時点で決まっていないが、意識する大会の1つとなりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count