3000本へ残り2で足踏み、イチローが米紙に心境吐露「違う重圧感じている」
代打は「最もタフなことの一つ」
米国内では、4番手の外野手として出番が限られている状況が記録達成の妨げとなっているとの論調で報じているメディアもあるが、イチロー自身は代打での出番について「最もタフなことの一つ」と表現。
「打席に向かうとファンは温かく、立ち上がってヒットを期待してくれています」、「ああいった場面で総立ちの喝采を浴びて何も感じないとしたら、人間ではないですね」と語っているという。メジャーを代表する安打製造機も偉業への重圧を感じている様子だ。
今季開幕の4月には月間打率.333と好成績を残すと、5月も打率.316、6月も打率.368と好調を維持していたが、7月は打率.250と失速。通算では.317と3割をキープしているものの、8月は4打数無安打と快音を残せていない。
敵地クアーズ・フィールドは残り2試合。その後は再び本拠地へ。どのタイミングで3000安打目が出るのか。多くのファンがその瞬間を待ち望んでいる。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count