田中将大、7回途中1失点で8勝目 「中3.5日」でも好投、無四球で8奪三振!
101球でストライク76球と抜群の制球力
ヤンキースの田中将大投手は7日(日本時間8日)、本拠地でのインディアンス戦に先発し、6回0/3を6安打1失点8奪三振無四球と好投し、8勝目(4敗)を挙げた。前回登板から実質「中3.5日」の登板間隔で結果を出し、ヤンキースは3-2で勝利した。
田中は初回、2死からリンドールにライト前ヒットを打たれるも、ナポリはスライダーで空振り三振。すると、打線はその裏にガードナーの三塁打、エルズベリーの犠飛と1、2番で先制点を奪った。
2回は3者凡退。3回は1死からペレスに二塁打を浴びるも、サンタナをスライダーで空振り三振、キプニスを一ゴロに抑えて無失点。4回はナポリ、ラミレスに連打を許すも、1死一、二塁からチゼンホールをスライダーで空振り三振、デービスは左飛に打ちとった。
ヤンキースはその裏、グレゴリウスのソロで1点を追加すると、5回には今季限りでの引退を表明しているテシェイラの適時二塁打も飛び出し、3-0とリードを広げた。
5回は味方の失策、6回はヒットでそれぞれ走者を出したものの、いずれも落ち着いて後続を断ち無失点。7回先頭のデービスに二塁打を打たれたところで球数が101球となり、ジラルディ監督が交代を告げた。その後、2番手のウォーレンがタイムリーを浴び、田中に1失点がついた。
しかし、救援陣はここからリードを守り、ヤンキースは3-2で勝利。田中が8勝目を手にした。101球を投げてストライクは76球。防御率3.32となった。7回途中7失点(自責6)と崩れた前回登板の2日(同3日)メッツ戦はナイターで、この試合はデーゲームだったため、実質「中3.5日」での登板となったが、安定感のある投球を見せた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count