【特別対談】武田翔太、プロ5年目で見せる安定感の裏側に迫る
栄養学を勉強して自炊の毎日「5、6品作ることもありますよ」
野村:食事にも気を遣っているって話を聞いたけど。
武田:そうですね、栄養学を少し勉強し始めました。
野村:そしたら、自炊もしている?
武田:お米炊いて自炊してますよ。スーパーで買い物もしてますし(笑)。メニューを作って、買い物に行って。疲れている時は「この食材入れようかな」とか、遠征に出る時は「3日分だと、これだけあれば使い切るかな」とか考えます。
野村:朝昼晩、しっかり食べているんだ。
武田:好き嫌いなく食べますね。この体を見れば分かる通り、量はそんなに食べないですけど、ほどよくバランスよく。和食を中心に、5、6品作ることもありますよ。煮物やおひたしも作りますし、魚を焼いたり。
野村:今度一度食べに行っていい?(笑)
武田:どうぞ(笑)。母が看護師で夜勤が多かったこともあり、小さい頃から自分で作るのに慣れていたというか好きだったというか。包丁使いは全然平気です。
野村:遠征先で出掛けることも、あまりないの?
武田:あまりないですね。
野村:大事なことだよ、アスリートとして。俺たちは真逆のことしてたから(笑)。現役時代は、大魔神・佐々木(主浩)さんと一緒に、投げ終わった後でアイシングを途中でやめて、食事に出掛けていたんだから。そりゃダメだよな(笑)。
武田:逆に体力ありますよね(笑)。毎日出掛けていたんですか?
野村:ほぼ毎日。でも、俺は先発日の3日前からは出なかった。やっぱり調整は必要だから。でも、あとの3、4日は、よく外食もしたし、お酒も飲んだ。典型的なダメなプロ野球選手だよね(笑)。