投打のかみ合った首位・広島が阪神相手に盤石の勝利
ジョンソンは6回3失点の粘投、先制打の菊池は2安打2打点!
広島は9日の阪神戦(マツダスタジアム)で投打のかみ合った首位チームらしい戦い方を見せ、10-3で勝利した。
先制したのは、広島だった。3回、この日脳震とうから復帰したばかりの捕手・石原がレフトへの安打で出塁すると、続く投手・ジョンソンがバスターでセンターへの二塁打。死球で無死満塁とすると、菊池がレフトにタイムリーを放ち、先制点を挙げた。この回は、押し出し四球やルナの適時打で一気に5点を挙げた。
先発ジョンソンが5回に2失点、6回に1失点し、一時は2点差まで追い上げられるが、7回に再び打線が爆発。先頭・菊池の中前打、丸の四球で1死一、二塁としたところで、新井がレフトへ適時打を放ち、1点を追加した。なおも、1死一、二塁のチャンスで“神ってる”鈴木が右中間へ3点弾。一気に6点差に広げ、勝負を決めた。
投げては、ジョンソンが6回を9安打3失点と粘投。来日してから最多となる130球を投げる気迫を見せ、今村、ジャクソン、一岡の無失点リレーにつないだ。
2位・巨人が勝利したため、両チームのゲーム差は5.5のままとなった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count