マイナー降格のプイグがパーティー三昧? 球団異例の“失望”コメント
敗戦直後のロッカーで大騒ぎ、クラブでの2次会の様子も自らSNS投稿
先日成績不振のため、8月2日(日本時間3日)にマイナーへ降格となったドジャースのヤシエル・プイグ外野手。グラウンドで規格外のパフォーマンスを披露してファンの人気を集めるが、同時に球場内外でトラブルを巻き起こし、「手の焼ける人物」という評価が浸透している。そのプイグが、また問題を起こしたと、複数の米メディアが報じている。
傘下3Aオクラホマシティの所属選手となったプイグは、8日(同9日)に川崎宗則のいるカブス傘下アイオワと対戦。オクラホマシティはアイオワに2-3で敗れたが、敗戦後のロッカーで大声で歌いながら踊る自撮り映像を、プイグ自身がSNS「スナップチャット」に投稿したことが、すべての始まりだった。この夜、プイグは新しいチームメイトたちとクラブに出掛けたようで、そこでパーティーを楽しむ様子も複数回にわたってスナップチャットに投稿。映像はあっという間に拡散された。
この一件を受けて、9日(同10日)にドジャースのアンドリュー・フリードマン球団社長が異例の声明文を発表したと、地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」の記者ビル・プランケット氏がツイートしてる。フリードマン球団社長は「昨晩ヤシエル(・プイグ)がソーシャルメディアに投稿した事実を把握しています。彼と他の選手が下した判断に失望していますが、これは球団内で解決すべき問題です」とし、プイグ以下パーティーに参加した選手たちに何らかの処分を下すことを示唆した。
プイグは、今季81試合に出場し、打率.260、7本塁打、34打点の成績だった。マイナー降格にあたり、フリードマン球団社長はプイグの奮起を期待していたようだが、今回のトラブルは期待を裏切る形となってしまった。プイグは、9日現在、傘下マイナーで3試合に出場し、11打数4安打1本塁打5打点の成績を残している。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count