ロッテ平沢が攻守で苦しむ 1軍で未だ無安打、守備ではタイムリーエラーも
「9番・二塁」で先発
ロッテのドラ1ルーキーにとって1軍の壁は厚い。先発で二塁を守っている高濱が試合前の早出特打で腰を痛め2軍落ち。これにより、平沢大河内野手が10日の本拠地楽天戦で、4日の日本ハム戦以来の「9番・二塁」で先発した。
2回の第1打席は1死一、二塁のチャンスで本塁ベース前に高く上がった捕飛を足立が捕球でず、プロ初安打かと思わせたが、インフィールドフライが宣告されていて幻に。3回の第2打席は細谷の逆転内野安打、田村3点目の犠飛で2死一、三塁と再び適時打のチャンスも楽天先発釜田のカットボールに三振を喫した。
1軍11試合で18打数無安打12三振。伊東監督は「バッティング練習を見ていても感じは良くなっている。とにかく必死でやってくれれば」と若さに期待していたが、3点リードの7回1死一、二塁ではアマダーの遊ゴロに、慣れぬセカンド守備のせいか、6-4-3の併殺のはずが、一塁送球を焦って悪送球。タイムリーエラーで2点差とされて8回から二塁には三木が入るなど、いいところを見せられなかった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count