ロッテ唐川が5年ぶり完封勝利 初回の大嶺翔の好守で「乗っていけた」
高校時代の同級生と入籍、「喜ばせないと」
「代わる予定だったかもしれないが、(最後まで)いかせてもらった」。8回は茂木、ペゲーロを連続三振、9回もMAX144キロを記録するなど、最後まで球威は衰えず今江、銀次をこの日一番よかったカットボールで連続見逃し三振に切って取った。
この日は千葉移転25年目を記念する今季3度目の「MARINES25」で来場者全員に記念ロゴ入りピンストライブユニホームが配られた。その前で地元千葉・成田高校出身の唐川の完封劇。「たくさんのお客さん(2万8249人)の前で気持ちよく投げられた」と言って、お立ち台で大歓声を浴びた。
成田高校時代の同級生と5月に入籍、新婚ほやほやだが「私生活でも色々協力してくれているので、喜ばせないと」と一家の大黒柱としての自覚も芽生えている。5年前は年間3完封で12勝をマークしているが「次どういうピッチングをするかが大事。1週間しっかり準備していきたい」と122球の完封勝利にも浮かれる様子はなかった。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count