イチロー所属のマーリンズ、引退発表のAロッド獲りも? 米メディア報じる

MLB公式サイトの番記者もツイート、再びイチローと同僚に?

 一方、名物オーナーとして知られるジェフリー・ローリア氏はAロッドのファンだが、7月のトレード期限までには獲得に興味を示していなかったという。このことから、獲得への話は内部協議の域を超えないのではないか、ともヘイマン氏は伝えている。

 Aロッドはメジャー史上4人目の700本塁打に4本と迫っている。イチローの3000安打とともに2つの偉業が同シーズンで達成されれば史上初の出来事となるところだったが、今季は打率.203、9本塁打と低迷。700本塁打には届かずに引退になると思われていた。しかし、イチローの3000安打に沸いたマーリンズで、偉業達成に挑む可能性も出てきた。

 また、MLB公式サイトでマーリンズの番記者を務めるジョー・フリサロ氏は自身のツイッターで、足首の故障で長期離脱中のジャスティン・ボーア一塁手の復帰時期によって、Aロッド獲得に動くかが決まってくると伝えている。このままボーアに復帰の目処が立たないようなら、本気でAロッド獲りを検討する可能性もあるようだ。

 イチローはヤンキース時代にAロッドとチームメートだった。再び同じユニホームを着てプレーすることになるのか、今後の動きに注目が集まる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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