イチローのマーリンズはプレーオフ進出確率14.4%!? 米メディアが算出
ダルビッシュのレンジャーズも高確率、マーリンズは厳しい数字
ア・リーグでは、中地区首位のインディアンスが95.3%、ダルビッシュのレンジャーズが93.7%と、2チームがプレーオフ進出確実とされた。今季、右肘手術から復帰したダルビッシュは、右肩違和感での一時離脱などもありながら確実に状態を上げてきており、レンジャーズ初の世界一へ向けて、10月も獅子奮迅の活躍が期待される。
ナ・リーグで、プレーオフ進出争いを繰り広げているチームはどうか。西地区首位のジャイアンツが81.8%、中地区3位のパイレーツが48.8%、中地区2位のカージナルスが36.2%、東地区2位のメッツが17.8%と続き、イチローのマーリンズは14.4%とやや厳しい数字が算出されている。
マーリンズは現在、ワイルドカード争いでは進出圏(2チーム=ドジャース、カージナルス)に0.5ゲーム差の3位。だが、記事では、投手陣に問題があると指摘されている。主砲ジャンカルロ・スタントンが負傷で今季絶望となっただけに、Aロッド獲得を検討しているともされる補強次第で、今後の状況は大きく変わってきそうだ。4番手外野手として、ここまで存在感を見せてきたイチローの活躍にも期待がかかる。
一方、ア・リーグでプレーオフ進出を狙うチームでは、東地区2位のオリオールズが87.4%、同1位のブルージェイズが85.5%、同3位のレッドソックスは72%となっている。3チームは2ゲーム差の間にひしめき合っており、地区優勝の行方もまだまだ分からない。故障者リスト入りしている上原は今季中の復帰を目指しており、現在のブルペンを支える田澤とともに再びプレーオフで存在感を見せられるだろうか。