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ロッテ唐川、怪我を経て掴んだ確信 「試行錯誤の延長線上に今の僕がある」

強い想いでマウンドに上がった。8月11日の楽天戦(QVCマリン)。唐川侑己投手は最後の打者をレフトフライに仕留めると、グラブをポンと叩いた。それは2011年6月28日のファイターズ戦以来、実に5年ぶりの完封勝利だった。

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5年ぶりの完封勝利は「なんか寂しい」、復活への道を歩む27歳

 強い想いでマウンドに上がった。8月11日の楽天戦(QVCマリン)。唐川侑己投手は最後の打者をレフトフライに仕留めると、グラブをポンと叩いた。それは2011年6月28日のファイターズ戦以来、実に5年ぶりの完封勝利だった。

「5年ぶりの完封勝利と言われて、嬉しいかと言われるとそうではないですね。むしろ、なんか寂しいですね」

 充実感はもちろん、あったはずだ。しかし、本人の口から喜びの言葉が出る事はなかった。ここまで紆余曲折を考えると、この1勝で満足するわけにはいかない。もっともっと、やらないといけない。そのような強い決意が感じ取られた。

 11年に12勝5敗。初めて2桁勝利を挙げ、地元出身の若き右腕が、いよいよエースへの階段を駆け上がると誰もが思った。しかし、翌年、右ひじを痛めた事で歯車が狂いだした。この年、それまで8勝をマークしていたが、勝ち星はそこから伸びる事はなかった。13年が9勝(11敗)、14年4勝。昨年は5勝を挙げたものの8月に抹消されると、その後は1軍再昇格を果たすことなく、シーズンが終わった。

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