元同僚の“本音”告白にイチロー爆笑「2999本で対戦しなくて…」
対戦相手として歴史に名を刻みたくない投手の本音
7日(日本時間8日)のロッキーズ戦でメジャー通算3000安打を達成したマーリンズのイチロー外野手。100年以上続くメジャーの歴史に、通算3000安打に達成した30人目の男として、その名が刻まれたわけだが、一方で3000安打目を献上した男として歴史に名を残さないように戦々恐々としている投手もいたようだ。米ケーブルテレビ局「CSNシカゴ」公式サイトが伝えている。
3000安打達成の歴史的瞬間にマウンドに立っていたくなかったというのが、ホワイトソックス守護神のデービッド・ロバートソンだ。昨季からシカゴでクローザーを務めるロバートソンだが、ヤンキースに所属していた2012-14年はイチローとロッカーが隣り合わせだった人物。先週末マイアミ遠征だったロバートソンが挨拶に出向くなり、イチローは大爆笑を始めたという。
記事によれば、ロバートソンは「自分たちのマイアミ遠征の前に、3000安打を達成してくれてよかったって言ったんだよ。だって、2999本の時に対戦しなくてよくなったからね」と、思わず出た“本音”の告白が、背番号51の爆笑を誘ったと明かしたそうだ。元チームメイトの歴史に残る偉業達成を祝いたい気持ちはあるものの、自分が3000安打目を打たれるのはイヤだ。そんなロバートソンの正直な告白に、イチローも大笑いするしかなかったようだ。