広島は新井3打点で快勝、巨人村田が決勝弾、日ハムはSBに1差…16日のプロ野球
広島ジョンソン12勝目、巨人菅野7勝目、西武岸が100勝、SBは松田が先制弾も…
プロ野球は16日、各地で4試合が行われた。セ・リーグでは、首位広島が阪神に快勝。4番の新井が通算301号の先制ソロを含む3打点と活躍し、今季84打点でリーグトップタイに浮上した。先発ジョンソンは7回2安打無失点の快投で12勝目(6敗)。救援陣も、今村、一岡の無失点リレーで危なげなく逃げ切った。
巨人は5日の広島戦以来の登板となったエース菅野が6回4安打無失点7奪三振と好投。田原誠、マシソン、澤村とつなぎ中日打線を無失点に抑え込んだ。打っては村田が4回に決勝2ラン。菅野に7月9日のDeNA戦以来となる7勝目がついた。中日は吉見が113球を投げ抜き、9回4安打2失点で完投も、打線が援護できなかった。
パ・リーグでは、西武が首位ソフトバンクに逆転勝ち。先発・岸は2回に松田にソロを浴びるなど、3回までに3失点。しかし、打線は4回に森、浅村のタイムリーで同点に追いつくと、呉の押し出し死球で勝ち越した。6回には秋山がタイムリー。1点差に追い上げられた9回にも秋山がソロ本塁打を放ち、突き放した。岸は8回4失点の力投で通算100勝目。ソフトバンクは先発の武田がリードを守りきれなかった。
2位日本ハムはオリックスに鮮やかな逆転勝利。2点を追う8回、杉谷の右中間二塁打、大谷の四球などで2死一、二塁とすると、浅間の代打・矢野が右前適時打。オリックスが海田から守護神・平野に交代も、代走・谷口の二盗で二、三塁とチャンスを広げ、レアードが左前へ逆転2点打を放った。3連勝で貯金は今季最多24。首位SBに4月4日以来の1ゲーム差に迫った。
【セ・リーグ】
◇阪神 0-5 広島(京セラドーム)
勝 ジョンソン(12勝6敗)
敗 能見(7勝10敗)
HR【広】新井14号
◇中日 0-2 巨人(ナゴヤドーム)
勝 菅野(7勝5敗)
敗 吉見(4勝5敗)
S 澤村(3勝2敗30セーブ)
HR【巨】村田15号
【パ・リーグ】
◇ソフトバンク 4-6 西武(ヤフオクドーム)
勝 岸(6勝6敗)
敗 武田(11勝6敗)
S 増田(3勝5敗18セーブ)
HR【ソ】松田21号【西】秋山10号
◇日本ハム 3-2 オリックス(札幌ドーム)
勝 白村(3勝1敗)
敗 海田(0勝1敗)
S マーティン(2勝0敗17セーブ)
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count