お立ち台が鍛錬の場、日本ハム助っ人レアード勝負強さの秘訣
打席以上に緊張するお立ち台での日本語「ドキドキしました」
この日は8回の代打で1点差に迫る追撃タイムリーを放った矢野とのヒーローインタビューに臨んだ。「ありがとうございます」、「そうですね…」、「ドキドキしました」と日本語を交えてファンを喜ばせていたが、レアードは緊張しながら発しているのだという。
「実際に『ドキドキしました』という方が、あの打席より緊張していたんだ。とにかく間違えたくなかったので」
レアードは以前からお立ち台で日本語を披露。日本語習得については「まだ完璧に聞き取れないが、知っている単語が入ったら、なんとなく分かるかな」という。栗山監督やチームメートとも日本語を交えて接することが多いが、大観衆の前での“勝負強さ”も鍛えている(?)ようだ。
寿司パフォーマンスがお決まりの助っ人。お立ち台では矢野の決めゼリフ「ファイターズ最高!」を文字って「スシ最高!」と絶叫した。
「矢野さんは、いつも『ファイターズ最高』と言っている。タイミング的に今日かなと。矢野さんからスポットライトをちょっと盗んでしまいました」
少なくとも日本文化に積極的に親しもうとする姿勢は、この活躍と無関係ではない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count