右胸筋負傷の上原浩治、約46メートルの遠投「痛みなし」と指揮官前向き

今後のスケジュールは未定も「予想以上の回復ぶり」と指揮官喜ぶ

 右胸筋を痛めて故障者リスト(DL)入りしているレッドソックス上原浩治投手が16日(日本時間17日)、150フィート(約46メートル)の遠投を行ったと、複数の地元メディアが報じている。

 遠征地ボルチモアで試合前に記者対応したファレル監督は、この日上原が150フィートの遠投を行ったと報告。地元紙「プロビデンス・ジャーナル」電子版によれば、監督は「彼は痛みなく遠投できた」と話したそうだ。

 先週に90フィート(約27メートル)のキャッチボールから始めた上原は、順調に投球距離を伸ばせているようだ。地元メディア「Masslive.com」によれば、指揮官は「彼はいつも200フィート(約61メートル)は投げているが、まだその距離まではいっていない」としながらも、遠投の次のステップとして「平地での投球練習」をし、「しばらくはその練習が続くだろう。まだいつ傾斜のついたマウンドで投球練習をするか決めていない」と話したそうだ。

 一時は今季絶望かと思われた上原だが、シーズン終了前に戦列復帰できる見込みは少しずつ高まっているようだ。ファレル監督は「まだこの先はどうなるかわからないが、現時点では予想以上の回復ぶりを見せている」と前向きな状況に喜んだそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

CATEGORY