日ハム快勝で珍現象、首位とマイナス0.5ゲーム差で2位 勝率はSBより下で…
今季最多の貯金26、増井が先発6年ぶり勝利&レアードがトップタイ29号
日本ハムは18日、本拠地でのオリックス戦に6-1で勝利した。今季3度目の5連勝。今季4度目の同一カード3連勝を飾り、今季最多の貯金26。首位・ソフトバンクが敗れたため、最大11.5ゲーム差をひっくり返したものの、-0.5ゲーム差で2位という珍現象となった。
悩める4番・中田翔に当たりが戻ってきた。同点の3回無死一塁。左腕・松葉のフォークをフルスイング。右翼フェンス直撃の勝ち越しの適時二塁打となった。4番の5試合19打席ぶりの安打から打線がつながり、陽岱鋼、大野の右前適時打で4安打3得点。8回にはレアードが西武メヒアと並んでリーグトップに立つ29号2ランを放ち、試合を決めた。
投げては抑えから先発転向した増井が3回1死から吉田正にプロ初アーチを浴びたものの、8回途中4安打1失点。今季4勝目は、先発では6年ぶりの白星となった。チームの今季オリックス戦は13勝5敗で年間カード勝ち越しも決めた。
ソフトバンクは西武に敗れたが、引き分けが多いため勝率.621。日本ハムは勝率.620でゲーム差ではひっくり返したものの、2位のままだ。19日からはソフトバンク3連戦(札幌ドーム)。首位攻防戦へ弾みをつける白星となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count