岩隈久志、HQSの好投も8敗目 指揮官嘆く「もっと点を取ってあげたかった」
初回に痛恨失策のシーガーは「反応することができなかった」
また、1点リードの初回には1死一、二塁の場面で主砲プホルスを三ゴロに打ち取りながら、サードのシーガーが捕球できず、失策で同点とされる場面もあった。続くシモンズにはライト前に運ばれて勝ち越しを許した岩隈。エラーがなければ併殺でチェンジとなり、無失点で切り抜けられていたはずだった。
記事では、シーガーが「僕はチャージを掛けるか、少し下がるべきだったんだ。打球が抜けてからそれを理解したんだ。反応することができなかった。ボールに触れるとは思えなかった。あと少しだったんだけど。反応できなかった」と試合後に悔やんでいたことも紹介している。
この日は92球を投げてストライクは60球。防御率は3.78となった。自己最多に並ぶ15勝目はお預けとなったが、今季7度目のHQSとしっかり試合を作った岩隈。先発ローテの柱として、信頼に応える投球を続けている。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count