途中出場のイチローが送りバントで決勝点演出 チームは3連敗でストップ
8回守備から途中出場、同点9回無死一塁に送りバントで勝利に貢献
マーリンズのイチロー外野手は19日(日本時間20日)、敵地でのパイレーツ戦で6試合ぶりに先発を外れたが、8回守備から途中出場し、同点の9回に決勝点を演出する送りバントで3連敗ストップに貢献した。チームは6-5で勝利した。
6試合ぶりに先発を外れたこの日。8回裏に投手と野手を同時に入れ替えるダブルスイッチで、オズナの代わりに右翼守備に就いた。その直後、5-5の同点で迎えた9回表の攻撃で無死一塁の場面。パイレーツ4番手フェリスと対峙すると、初球を三塁線ギリギリ転がす送りバントとした。一塁走者だったリアルミュートを二塁へ進めると、次打者アンディーノが右翼へタイムリー二塁打を放ち、貴重な勝ち越し点が入った。
イチローは前日18日に今季20度目のマルチ安打でメジャー通算3007安打とし、史上28位タイとなっていた。マーリンズはこの日3Aから外野手スクラグスを昇格させ、一塁手として先発起用した。本来は内野手ながら左翼で先発したアンディーノも加えた外野手起用で、左脚負傷で抜けた主砲スタントンの穴を埋めることになりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count