元DeNAグリエル、メジャー初打席初安打に「とってもエキサイトした」

「デビュー戦なのに非常に落ち着いていた」と指揮官は感嘆

 いとも簡単にメジャー初打席初安打を成し遂げたが、ヒンチ監督はその落ち着きぶりを絶賛する。「デビュー戦なのに非常に落ち着いていた。他の国でどれだけプロ経験を積んだとしても、メジャー初打席は気持ちを落ち着かせるのが難しいもの。しかも初安打初四球だったんだから素晴らしい」と称えたそうだ。

 アストロズと5年4750万ドル(約47億8000万円)で契約したグリエルは、キューバ時代はたびたび代表チーム入りし、2004年アテネ五輪では金メダル獲得に貢献。WBCにも第1-3回まで出場、昨年のプレミア12にも代表として参加していた。今年2月に弟ルルデスと一緒にハイチへ亡命し、フリーエージェントとしてメジャーチームと契約できる権利を獲得した。

 記事によれば、グリエルは本来は三塁手だが、アストロズには好調の新人ブレグマンがいるため、今後はDHと中心に左翼、もしくは一塁手として出場することになりそうだ。グリエルの加入が、プレーオフ進出をあきらめていないアストロズに勢いをつけられるか。今後の活躍に注目が集まる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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