ロッテ・ナバーロ、2点二塁打も守備でミス…指揮官「決して状態はよくない」
1番起用も守備で失点につながる悪送球、試合中には「守備でミスしているし…」
頼っていいのか、悪いのか――。ロッテのヤマイコ・ナバーロ内野手は24日の日本ハム戦で守備のミスを何とか打撃で埋め合わせた。
7月27日のオリックス戦(神戸)以来、今季2度目の「1番・セカンド」で先発すると、初回1死一、三塁で先発二木が中田を三ゴロに打ち取ったが、二塁に入ったナバーロが一塁に悪送球。併殺で終わるはずが、先制を許すエラーになった。その前の大谷の右前打も普通に守れば処理できる打球だったが、逆をつかれる見えないミスもあった。
汚名返上と、2回2死一、二塁で119キロのカーブを左中間に一時は逆転の2点二塁打。試合中にコメントを求められると「後にしてくれるかい。守備でミスしているし、今はゲームに集中したい。久しぶりのタイムリーでいいところで打てたのは確かだが」と話した。
一番に起用した理由について、伊東監督は「誰をどこに置くとかではなく、いい形にならないかということで…決して彼の状態はいいわけではない」と吐露。チームは3-5で敗れ、暗中模索が続く。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count