日ハム、今季初の首位浮上 栗山監督「ホークスは関係ない。勝ちきるだけ」
増井が完投、抑えからの先発転向で「もっとすごい投球をしてくれると思ってた」
日本ハムの栗山英樹監督が25日、今季初の首位浮上にも「ホークスは関係ない。うちは勝ちきるだけ」と力を込めた。
この日のロッテ戦(QVCマリン)では抑えから先発転向させた増井浩俊が9回5安打1失点。5勝目をプロ初完投で飾った。「素晴らしかったね。どの球種でもストライクが取れる。球数を投げても、変わらない。チームとして本当にありがたい。(抑えから先発転向は)もっとすごい投球をしてくれると思っていたよ」とたたえた。
打っては4番・中田翔が初回に先制打を放つなど2打点。この日1軍昇格し、7番スタメン出場の石川慎吾も3回にタイムリーを放った。采配もはまり、「ここからの戦いが苦しくなる。ここで(中田に)かけるしかない。(1軍昇格しスタメン抜擢した石川慎の起用に)オレっぽいでしょ? 本当によく打ってくれた。あの1点は大きかったね」と振り返った。
今季5度目の4連勝で、昨年6月16日以来の首位浮上。2位・ソフトバンクとは1.5ゲーム差となった。この勢いのまま12年以来のリーグVをつかみたいところだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count