ハム大谷翔平、1か月以上登板なしも…ライバル炎上でパ防御率トップに浮上
西武戦は体調不良で欠場、この日限りの“防御率1位”の可能性大
1か月以上登板機会のない日本ハム・大谷翔平投手が26日、防御率2.02でパ・リーグトップに立った。
ロッテ・石川歩が26日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で3回を投げて2被弾を含む9安打8失点と炎上。25日までリーグ唯一の防御率1点台(1.81)だったが、防御率2.31に跳ね上がった。防御率2.21でリーグ3位だった日本ハム・有原航平も西武戦(大宮)で先発し、4回7安打6失点(自責5)。防御率2.47となった。
大谷は7月10日のロッテ戦(札幌ドーム)で右手中指のまめをつぶし、中継ぎ調整した同24日オリックス戦(札幌ドーム)を最後にマウンドに立っていない。今夏は野手に専念してきたが、思わぬ形で防御率リーグ1位になった。
日本ハムの規定投球回は116回。大谷は116回に投げており、この日限りの“防御率1位”となる可能性が高い。具体的な投手復帰日は決まっていないが、大谷は投手復帰へ向けて25日に「もうマウンドに戻れる状態です。『いけ』と言われたところでいけるようにするだけです」と意気込んでいる。
この日の西武戦(大宮)では体調不良により試合直前に急遽スタメンを外れ、そのまま宿舎へ直行した。チームも一夜で首位陥落。二刀流・大谷の早期復活が待たれる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count