30日に台湾・台中で開幕! 「第11回BFA U-18アジア選手権」展望

日本が誇る投手力、甲子園優勝投手の今井+「高校BIG3」でアジア制覇へ

 8月30日から9月4日まで、台湾・台中市にある台中インターコンチネンタル野球場と台中野球場を舞台に、いよいよ「第11回BFA U-18アジア選手権」が開催される。2年に一度開催される本大会は、翌年の「第28回 WBSC U-18ワールドカップ」出場が懸かった大事な大会。3位以内に入れば、ワールドカップ出場権を手に入れられる。

 1994年に始まった「AAAアジア選手権大会」を前身とし、今回で11回目を迎える。8つの国と地域が参加。ファーストラウンドでは、グループAとBに各4チームが振り分けられ、総当たり戦で順位を決定。セミファイナルラウンドでは、グループAの上位2チームとグループBの上位2チームがそれぞれ対戦する(同グループ内の再戦はないので2試合ずつ)。ファーストラウンドとセミファイナルラウンドで行われた計5試合の成績を合計し、上位4チームの中で1位と2位が決勝戦、3位と4位が3位決定戦を行う。

 日本は、香港、インドネシア、チャイニーズ・タイペイと同じグループA。一方のグループBでは、韓国、中国、フィリピン、タイが対戦する。アジアの盟主を決める大会で、これまで日本代表は4度優勝を飾り、準優勝2度、3位4度と、全て3位以内に入ってきただけに、今大会でも大きな期待が掛かる。日本は2014年の第10回大会は準優勝に終わっており、2大会ぶりの優勝を目指す。

 今回、侍ジャパンU-18代表を率いるのは、元拓大紅陵の小枝守監督だ。2014年夏をもって勇退するまで、拓大紅陵を春夏合わせて9回甲子園に導いた名将。代表チームの常として、今回も23日に初集合したばかりと準備期間が短いが、長年培った人心掌握術で全国精鋭の高校球児たちを勝利へ導く。

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