広島・福井、登板回避は右手の異常が原因 病院へ直行&登録抹消へ
登録は抹消へ、市内の病院で検査実施
福井の状態については、「すぐに病院に直行させた。詳しい検査の結果などは、後でわかると思うが、(一軍登録は)抹消します」と、軽症ではないことを示唆した。
登板回避を命じられた福井は、戸惑いの表情も見せていた。緒方監督は「最終的に、本人としっかり話し合うことができなかった。ベンチがバタバタしてしまって、みっともない姿を見せてしまった」と肩を落とした。
それでも緊急登板の薮田が登板し、試合には勝利した。「ゴタゴタがあったのに、選手はしっかり試合に集中してくれた」と指揮官は選手をねぎらったが、先発ローテの一角がまた離脱することになり、残りのシーズン、さらにはポストシーズンに向けて、チームとっては不安材料となった。
球団は福井が広島市内の病院で検査したことを発表。検査結果は後日出るとしている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count