【U-18アジア選手権】甲子園V腕・今井が粘投で5回途中零封 日本が台湾に完封勝利で予選1位決定
2番手・堀が好救援、打っては鈴木が二塁打2本で2得点で突破口を切り拓く
5回1死一、二塁でマウンドを継いだ2番手・堀瑞輝(広島新庄)は最初の打者・4番チェンを3球三振に仕留めるなど無失点リレー。日本にとって2度目のピンチを無失点で脱した。6回には1死から四球を出すも次打者を投ゴロ併殺。7回を3者凡退とした後、8回はチェンに左前打を許したが、後続を3人で打ち取った。9回も3者凡退の好救援を見せた。
打線は、4回にチャンスが訪れた。前日チーム初本塁打を放った先頭の鈴木将平(静岡)が左越え二塁打を放つと、四球と送りバントで1死二、三塁。7番・藤平尚真(横浜)の遊ゴロの間に1点先制すると、続く林中勇輝(敦賀気比)の左前打で2点目を挙げた。6回にも、先頭鈴木がレフトへの二塁を放ち、送りバントで三振した後、相手の暴投で3点目のホーム。貴重な追加点を挙げた。
グループBの強豪・韓国チームの選手全員がバックネット裏で視察する中、臆せず堂々たる勝利を披露した日本。9月1日インドネシア戦で3連勝を目指す。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count