イチロー、コロンとの最年長対決で通算3012安打目&守備で美技も…マ軍5連敗
43歳コロンとの最年長対決で第1打席に右前安打
マーリンズのイチロー外野手が8月31日(日本時間9月1日)の敵地メッツ戦で4試合連続でスタメン出場し、43歳バートロ・コロンとの最年長対決でヒットを放った。2回先頭で迎えた第1打席で右前安打。2試合ぶりの快音でメジャー通算3012安打とし、歴代26位ラファエル・パルメイロの3020本まで「8」に迫った。試合は2-5で敗れ、5連敗を喫した。
この日、「6番・右翼」でスタメン出場した42歳のイチローは2回の第1打席でメジャー最年長のコロンから右前安打をマーク。試合前までの対戦成績は通算106打数29安打3本塁打、打率.274で30本目のヒットとなった。
イチローはその後、牽制悪送球で二塁まで進むと、続くリアルミュートが三塁内野安打。相手の守備の乱れも絡み、一気に生還した。
さらにイチローは守備でも魅せた。4回からオズナの交代に伴い、センターの守備に就くと1-2と1点を追う5回1死一塁の場面ではグランダーソンのセンター右への大飛球をフェンス際で好捕。ピンチを防いだ。直後の6回にはイエリッチの17号ソロで同点に追いついた。
しかしマーリンズは8回に3点を勝ち越されて敗戦。イチローはこの日、4打数1安打1得点で打率.294となっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count