前田健太が米紙記者のタイトルレース予想で新人王候補トップ3に選出
大本命はドジャースの同僚コーリー・シーガー
ドジャースの前田健太投手が米記者、編集者のタイトルレース予想で新人王候補の3位に選出されている。米地元紙「USAトゥデー」が報じている。
今回の企画は同紙のライターと編集者10人が両リーグの最優秀選手、サイヤング賞、新人王を予想。3位まで候補を挙げ、1位は5ポイント、2位は3ポイント、3位は1ポイントを与えられる仕組みとなっている。
この特集で日本人選手で唯一登場しているのが前田だ。今季広島からポスティングを経てドジャース入りした前田は11ポイントを手にしており、3位に選ばれた。ここまでリーグ9位タイの13勝を挙げ、防御率3.38はリーグ16位、148奪三振はリーグ13位といずれも優秀な成績を残している。
一方、ナ・リーグ新人王争いで1位に選出されたのはドジャースの前田の同僚、コーリー・シーガー内野手。50ポイントを手にしており、全員がトップ選出。打率.314、23本塁打、62打点と圧巻の活躍を見せており、大本命となっている。
また2位にはロッキーズのトレバー・ストーリー内野手が入っており、打率.272、27本塁打、72打点の成績で23ポイントを獲得している。
現時点でナ・リーグの新人王争いはシーガーが圧倒的な有利と見られている。前田は残りシーズンの活躍で、1995年の野茂英雄投手(当時ドジャース)、2000年の佐々木主浩投手(当時マリナーズ)、01年のイチロー外野手(当時マリナーズ)に続くMLB史上4人目の日本人新人王に輝くことはできるか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count