大谷翔平いよいよ先発復帰 ダルビッシュ以来の防御率タイトル連覇なるか?
現在防御率2.02、残り4登板を7回以上で規定投球回に達成
日本ハムの大谷翔平投手が、6日のロッテ戦(旭川スタルヒン球場)で投手復帰戦に臨む。
中継ぎとして登板した7月24日のオリックス戦(札幌ドーム)以来の1軍マウンド。これまでブルペンでの投球練習に時間を使ってきただけに、復帰戦は短いイニングでの投球となりそうだが、「投手・大谷」で注目されるのが最優秀防御率タイトルの行方だ。
大谷の防御率は2.02。投球回数は116イニングで規定投球回には足らないが、リーグトップに立つロッテ・石川歩(2.24)を上回る好成績だ。シーズンの規定投球回までは、あと27イニング。6日から中6日を空けて先発ローテーションを守れば、合わせて4度の先発登板が可能。いずれも7イニング以上に投げれば、まだ到達不可能ではない。
大谷は昨季、防御率2.24で最優秀防御率のタイトルを獲得。2年連続で同タイトルを奪取すれば、09、10年の日本ハム・ダルビッシュ有以来の快挙となる。
シーズン20本塁打を放ち、なおかつリーグで一番安定した投手になれるのか? 1ゲーム差に迫る首位・ソフトバンクとの壮絶な優勝争いと同じように、大谷の圧巻の投球を期待したい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count