逆転V狙う日ハムに激震 守護神マーティンが抹消、左足首捻挫で全治4週間
精密検査で左足関節内反捻挫の診断
逆転Vを狙う日本ハムに激震が走った。守護神のクリス・マーティン投手が6日に出場選手登録を抹消された。球団は同日、同投手が札幌市内の病院でMRI、レントゲン撮影、CTによる検査を受けた結果、左足関節内反捻挫(2度)と診断されたことを発表。復帰まで約4週間を要する見通しとなった。
マーティンは昨オフにヤンキースから加入。シーズン序盤は中継ぎとして起用されていたが、抑えだった増井浩俊が不振により2軍再調整。6月中旬から守護神として定着していた。
3、4月は12試合登板で防御率3.09と安定しなかったが、徐々に日本野球に順応。7月1日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)から21試合連続無失点(継続中)と好投を続けていた。
最近では引き分けた4日のオリックス戦(ほっともっと神戸)の延長10回から5番手としてリリーフ。来日初の2イニングを投げ、3奪三振、1安打無失点に封じていたが、同試合後に患部を痛めた模様だ。逆転Vを狙うファイターズに今年最大級の試練が訪れている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count