巨人、長野がスーパーキャッチでピンチ救う 高卒3年目の田口が初の10勝

阪神に2連勝、広島の8日V阻止できるか

 巨人は7日の敵地阪神戦で3-2と勝利し、2連勝を飾った。広島がこの日中日に勝利し、優勝マジックを2と減らす中で何とか勝ち星を積み重ねた。3年目の田口が自身初の10勝目(7敗)に到達した。

 3-1と2点リードの8回。2死二、三塁のピンチを迎え、打席には鳥谷。2番手マシソンは3球目の155キロのストレートを捉えられ、打球が右中間に飛んだ。抜ければ同点の場面。ここでセンターの長野が横っ飛びし、スーパーキャッチで失点を防いだ。

 この日は阿部が1回、3回と2打席連続タイムリーを放つなど5安打と活躍。5回までに3点の援護を受けた先発の田口も7回6安打1失点の力投を見せ、リードを守った。鳥谷の打球が抜けていれば試合は振り出しに戻り、高卒3年目左腕の10勝目も消えていたが、長野の好守が救った。

 広島が勝ったことで優勝マジックは「2」に。早ければ8日にも優勝が決まる。巨人は3連勝で8日Vを阻止できるか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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