元DeNAのグリエルがメジャー初本塁打 「ポテンシャルの片鱗を示す」

メジャー47打席目で記念すべき1号、打率も3割超で指揮官は称賛「彼はいい打者」

 2014年シーズンにDeNAでプレーしたアストロズのユリエスキ・グリエル内野手が7日(日本時間8日)、敵地インディアンス戦でメジャー初本塁打を放った。この試合では、4打数2安打2打点2得点と活躍。打率.318と結果を出している“ルーキー”について、MLB公式サイトは「ポテンシャルの片鱗を示す」と絶賛。アストロズはグリエルの一発で1点差に迫ったが、5-6で敗れた。

 3-6でリードされた8回1死の場面。「5番・三塁」で先発していたグリエルがパワーを見せた。2番手の実力派左腕、アンドリュー・ミラーが初球から6球続けたスライダーをフルスイング。レフトスタンドに記念すべきメジャー第1号を放り込んだ。

 2015年にドタバタ劇の末にDeNAから契約解除となり、今年2月に母国キューバから亡命したグリエルは、7月16日にアストロズと総額4750万ドル(約48億円)の5年契約を結んでいた。そして、メジャー47打席目に記念すべき第1号を記録した。

 指揮官もグリエルの活躍を高く評価。MLB公式サイトによると、A・J・ヒンチ監督は「彼はいい打者だ。本当に素晴らしい投手を相手にホームランを放った。見ていてうれしかった。我々に試合を引き戻してくれた。追いつけなかったが、諦めず戦うことができた」と絶賛したという。

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