青木宣親、今季6度目の猛打賞で勝利に貢献! マリナーズは14-3で圧勝
5打数3安打1四球で4度出塁、2打点3得点と大暴れ、前日は今季2号も
マリナーズ青木宣親外野手が10日(日本時間11日)、敵地でのアスレチックス戦に「1番・左翼」で先発し、5打数3安打2打点の大活躍で勝利に貢献した。前日の今季2号ホームランに続く、今季6度目の猛打賞。青木のバットがいよいよ調子を取り戻してきた。
リードオフマンとしての役割を果たした。初回、レフトへの二塁打で出塁した青木は、次打者の安打で三塁へ進むと、3番カノが併殺に倒れる間に先制ホームを踏んだ。これで攻撃のリズムをつかんだマリナーズは、初回に2点を挙げると、3回にも先頭青木の四球をきかっけに打者一巡の猛攻で4点を追加。6回に2点を加えると、7回には再び打者一巡の攻撃で6点。結局、14-3と大勝した。
今季前半は打撃不振でマイナー降格を味わった青木だが、昇格後の8月から徐々に打撃は上向いている。8月の月間打率は.338。後半に左腕との対戦が続くこともあり、再びマイナー降格。ロースター枠が広がった9月にメジャー復帰すると、この日を含め3試合に出場し、10打数4安打3打点と調子はいい。
チームはワイルドカードでのプレーオフ進出を狙っており、現在はプレーオフに進出できる2位以内に3.5ゲーム差の6位につけている。残り試合は20試合となったが、まだ可能性は消えていない。限られた出場機会の中でも着実に結果を残している青木の働きは、チームにとっても大きなカギとなりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count