イチロー、今季6度目“猛打賞”で3割復帰! 通算3025安打で歴代25位浮上

右越え二塁打&右前適時打&右前打、マ軍は7点差追いつくも競り負ける

 マーリンズのイチロー外野手が12日(日本時間13日)の敵地ブレーブス戦で「2番・レフト」でスタメン出場し、“猛打賞”の活躍を見せた。これでメジャー通算3025安打とし、3023安打のルー・ブロックを抜いて歴代単独25位に浮上。打率も3割復帰を果たした。マーリンズは一時7点差を追いつく猛攻を見せながらも7-12で敗戦。2連勝はならなかった。

 2試合連続でスタメン出場となったイチローが初回から存在感を放った。1死走者なしの第1打席で右腕フォルテネービッチが投じた2球目の98マイル(約158キロ)のストレートを強振。右翼越えの二塁打を放った。2死後にワイルドピッチで三塁へ。しかし、後続が倒れて生還はならなかった。

 2回無死一、二塁で迎えた第2打席はレフトフライに倒れたが、2-7と5点を追う4回2死一、三塁の第3打席では右前適時打をマーク。今季25度目のマルチ安打で通算3024安打とし、ルー・ブロックを抜いて歴代単独25位に浮上した。

 さらに2点を追う6回無死一塁の第4打席では3番手左腕クロールから右前安打。一、三塁とチャンスを広げた。3安打以上は今季6度目となった。

 1点を追う7回1死二塁の第5打席では二ゴロに倒れたが、この日は5打数3安打1打点2得点で打率.301に上昇。後半戦の失速で一時、打率.288まで低下したが、8月24日以来となる3割復帰を果たした。

 マーリンズは3回までに0-7と大量リードを許しながらも4回に5点、6回に2点を挙げて一時同点に追いついた。しかし、投手陣が踏ん張れず、6回以降3イニング連続で失点。両軍合わせて34安打の乱打戦で競り負けた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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