16日DeNA戦で先発予定の阪神・秋山 自覚する克服すべき課題とは…
2日の同カードでは5回2失点、2軍調整で好投してつかんだリベンジ登板
つかみ取った最後のチャンスで結果を残す。阪神・秋山拓巳投手が13日、1軍の全体練習に合流。甲子園球場ではランニング、キャッチボールなどで最終調整を行い「しっかり投げるように準備していきたい。良い所を出したい」と力を込めた。順調にいけば16日のDeNA戦(甲子園)に先発する。
最後の最後にリベンジを果たす。2日のDeNA戦(甲子園)で今季初先発した右腕は、5回3失点で今季初黒星を喫したが手応えもつかんだ。課題は立ち上がり。3失点したのは4安打を集中された初回のみ。2回以降はわずか1安打と最低限の役割は果たした。本人も「立ち上がりは意識すると思うが、その中でしっかり状況を見ながらやっていきたい」と話し、自身の課題は自覚している。
16日の先発は2軍調整中の岩崎、秋山の両にらみだった。9日のウエスタン・リーグ中日戦(鳴尾浜)には両投手が登板。先発して5回無失点の好投を見せた秋山に軍配が上がり、リベンジのマウンドを手にした形となった。
前回敗れたDeNA相手に快投を演じ勝利を手にすれば、2012年6月30日ヤクルト戦(神宮)以来、実に1537日ぶりの白星になる。「特に意識はしていない。3、4、5番の前にランナーをためないようにしたい」。来季にもつながる大事なマウンドになるのは間違いない。7年目、25歳の右腕が勝負を懸ける。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count