痛恨敗戦、12年優勝メンバー糸井に3被弾も…日ハム栗山監督「関係ないね」

首位再浮上逃すも前向く、「一番嫌な思いしてるのは選手」

 日本ハム・栗山英樹監督が15日、オリックス戦(札幌ドーム)で1-5で敗れて首位再浮上のチャンスを逸し、「結果が全て。下を向いている暇はない。やるしかない。一番嫌な思いをしているのは選手。最後に生かしてくれると信じている」と必死に前を向いた。

 元チームメートに完璧にやられた。12年オフにトレード放出した糸井に初回先頭でプレーボール弾を浴びるなど3打数連続弾を献上。この3連戦で12打数8安打、3本塁打6打点と大暴れされた。

 栗山監督にとって、糸井は自身監督1年目で12年にリーグ優勝した当時の主力選手だった。「長いシーズンをやっていれば、こういうこともある。一緒に優勝したメンバー? 関係ないね。こういう時期は1人で試合が決まることは起きること。それは全然関係ない」と悔しさをかみ殺した。

 打線は6回1死まで先発の金子千尋の前に無安打。8回2死一、三塁から西川が右前適時打を放ったが、2戦連続で1得点止まり。首位ソフトバンクとのゲーム差は「0.5」に広がった。

 16日は試合がなく、17日からはロッテ3連戦(札幌ドーム)。栗山監督は「とにかく勝たないといけない時期。早い段階でどうするか」と奮起を誓っていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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