西武が「フレンドリーシティ感謝デー」 新座市観光親善大使・今野浩喜さんの思い

西武が東武鉄道とコラボイベント開催へ、ライオンズファンの今野さんにインタビュー

 埼玉西武では、9月17日(土)、18日(日)の東北楽天戦(西武プリンスドーム)で「東武東上沿線 フレンドリーシティ感謝デー」を行う。この企画を記念し、現在、東武東上線では「東武x西武ライオンズトレイン」が運行されているほか、ライオンズが連携を結ぶ「フレンドリーシティ」の新座市・川越市・朝霞市・志木市・和光市・ふじみ野市・富士見市・三芳町に在住・在学・在勤の人を対象に、割引チケット(内野指定席Bが53%OFFの1400円)も販売している。

20160916_seibu
「新座市観光親善大使」も務める芸人・今野浩喜さん【写真提供:人力舎】

 さらに「フレンドリーシティ」になっている新座市の職員約500人が、9月5~9日までライオンズのユニフォームを着用して公務を行うなど、イベントに向けて盛り上がりを見せている。

 新座市出身で「新座市観光親善大使」も務める芸人・今野浩喜さんは熱烈なライオンズファン。今回のイベントを前に「この機会にぜひ行ってみて下さい」と新座市民に呼びかける。熱烈なファンが考える西武の魅力や現在の注目選手とは…。今野さんにライオンズへの思いや今回のイベントについて聞いた。

――いつからライオンズファンなのですか?

「しっかり覚えていませんが、4~5歳くらいだと思います。よく親に球場に連れて行かれて、いつからか外野席で応援していました。最初に連れて行かれた時の記憶を辿ると、なぜか俺はライオンズのユニフォームを緑だと思っていました。おそらく無意識に南海ホークスを応援していたんだと思います。小学生ぐらいまで親に『前は緑のユニフォームだったよね』って聞いていましたから。当時、今年のエメラルドグリーンのユニフォームで戦うライオンズを見ていたら、より混乱をきたしていたでしょう」

――子どもの頃は、誰のファンでしたか?

「選べません。みんな好きでしたよ。最初は秋山幸二さんかな。ライナー性のホームラン、バク宙ホームイン。自分が左利きっていうのもあり、工藤公康(現:福岡ソフトバンクホークス監督)さんも好きでした。1986年、広島との日本シリーズ第5戦のサヨナラタイムリーは驚愕でした。一番好きだったのは、田邊徳雄(現:埼玉西武ライオンズ監督)さんと橋本武広さんでした。田邊さんは高めに手を出すなと指示されたあげく、誰の目にも明らかな高めをホームランにした件がすごい好きです。『恐怖の9番』って立ち位置もなんかかっこいい。橋本さんはやはり左利きっていうのと、とにかくほぼ毎日ワンポイントで出てきて『なんかこういう頼られ方したいよなぁ』って思います」

――西武ライオンズ球場にもよく行かれていたのでしょうか??
「夏休みになると、ほとんどのホームゲームに行っていた気がします。外で友達と遊んでいると、父が探しに来て球場に連れて行かれる事もよくありました」

RECOMMEND