米国で上がり続ける大谷翔平の“価値” 田中将大の契約額を「上回る可能性」

164キロ記録の二刀流を米メディア特集、「メジャー契約を結んでいない選手としては世界一」

 投打で圧巻の活躍を続ける日本ハム・大谷翔平投手の“価値”は、海の向こうで上がり続けているようだ。14日のオリックス戦で自身の日本最速記録を更新する164キロをマークした二刀流右腕について、米CBSスポーツ(電子版)は「ショウヘイ・オオタニが自身の記録を破り、日本史上最速のボールを投げた」と題した特集記事を掲載。その中で、大谷がメジャー挑戦に踏み切る際には、田中将大投手が2013年オフにヤンキースと結んだ7年総額1億5500万ドル(約158億円)を上回る超大型契約になる可能性が高いと報じている。

 記事ではまず、大谷がすでにメジャー球団から最も大きな注目を集める選手となっていることを紹介。「そう遠くはない時点で、もしかすると今オフ、日本ハム・ファイターズのショウヘイ・オオタニを取り巻く入札戦争が起こるかもしれない。大リーグの球団は、彼がポスティングにかかる日を指折り待ち望んでいる」。今シーズン終了後にもMLB移籍に踏み切ってほしいと願っているチームは少なくないようだ。

 その理由はもちろん、その能力がずば抜けているから。大谷は高校時代からメジャー球団の注目を集めてきた。日本ハムでのプレーを決断後もスカウトから熱視線を浴びており、その中で常識を覆す活躍を続けている。今年2月に米アリゾナ州で春季キャンプを行った際にはメジャー球団の関係者が集結し、“生大谷”に興奮の声を上げた。

「(メジャー球団が大谷を待ち望んでいるのは)なぜか? それは22歳のオオタニがメジャー契約を結んでいない選手としては世界一の存在だからだ。火曜日、右腕は自身の日本最速記録を更新する164キロ(約101.9マイル)を投じた」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY