108年ぶりの世界一目指すカブスが地区制覇一番乗り 8年ぶり6度目の優勝
ナ・リーグ中地区を制覇、昨季に続くPO進出で1908年以来の世界一目指す
カブスが15日(日本時間16日)、今季の大リーグ地区優勝一番乗りを果たした。
ナ・リーグ中地区優勝へマジック1としていたカブスは、本拠地でブルワーズと対戦。4-5と競り負けた。しかし、試合開始が2時間遅かった2位のカージナルスが、敵地でジャイアンツに2-6で敗れ、カブスの優勝が決まった。
カブスの地区優勝は2008年以来、8年ぶり6度目。ここまで93勝53敗と圧倒的な強さを見せており、勝率.637はメジャートップ。2位のカージナルスには17ゲーム差をつけている。
名将ジョー・マドン監督が就任した昨年はワイルドカードでプレーオフ(PO)進出も、リーグ優勝決定シリーズでメッツに4戦全敗。今季こそ1908年以来となる108年ぶりのワールドシリーズ制覇に期待がかかる。チームには今季から川崎宗則内野手も所属。9月に入って、今季3度目のメジャー昇格を果たしている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count