イチローの「復活」を証明する数字 今季の「ライナー率」はキャリア最高!?
「打球を強く叩く率」、「ライナー率」が大幅に上昇
「彼は26.6%のボール球にしか手を出していない。2007年から最高の数字だ。四球率は2番目に高い数字を誇っている。ファストボールに対する対応を示す数値は5.1(2009年以降最高の数字)であり、2015年には-15.9まで落ち込んでいた(このスタッツの平均は0で、範囲は20から-20)。これは2009年以降、イチローはファストボールを最もよく打てているということだ」
記事では、他にも昨季から大幅に改善した数値をいくつか紹介している。中でも、「打球を強く叩く率」は昨季の13.5%から22.2%へと上昇。2007年以来の高い数字だという。また、「ライナー率」は昨季の18.3%から28.6%へと上がっており、これはキャリア最高の数値だとしている。
あらゆる成績で、42歳での“進化”を証明しているイチロー。プレーオフ進出に向けて厳しい戦いが続いているが、チームのために自分の仕事をこなしていく姿勢に変わりはない。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count