日ハム栗山監督、ドラ2加藤の勝負強さを絶賛 「“やんちゃ性”を評価してる」
6回1失点で6勝目、優勝争いの中での好投に「しびれました」
日本ハムの栗山英樹監督が19日、今季6度目の同一カード3連勝へ導いたドラフト2位・加藤貴之投手を絶賛した。
加藤はロッテ戦(札幌ドーム)で先発し、6回1安打無失点と好投。自身の連敗を2で止める6勝目をつかんだ。
ソフトバンクとの優勝争いが激しさを増す中での快投。試合後の栗山監督は新人左腕の勝負強さを絶賛した。
「しびれました。なんか加藤らしいと言うか…。こちらは『いけぇ~』というような加藤の“やんちゃ性”を評価している。大きなゲームになればなるほど加藤らしくなると思っている。本当に本当によく頑張ってくれた」
5回まで無安打。6回1死で岡田に中前安打を許したものの、テンポの良い投球を見せた。それでも、指揮官は6回92球で降板させ、7回から勝ちパターンのリリーフ陣を投入した。
「安打を打たれてなかったら考えていたと思うけど…。ただ、球数も投げていたし、最初から飛ばしていた。その疲労を考えたら。それに個人よりもチームの勝利が優先になる」
同一カード3連勝で今季最多貯金29とした。20日は試合がなく、21日から首位・ソフトバンク2連戦(ヤフオクドーム)。ルーキー左腕が作った勢いを首位決戦へつなげたいところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count