イチロー、松井秀喜氏と並ぶMLB日本人最多760打点到達 日本人トップ10は?
メジャー16年目で松井氏と並ぶ日本人最多760打点到達
マーリンズのイチロー外野手が19日(日本時間20日)の本拠地ナショナルズ戦で松井秀喜氏と並ぶ日本人トップタイの通算760打点目を挙げた。この日は同点に追いついた直後の6回1死二、三塁の場面で代打で出場。打球はセカンド正面をついたが、野選で勝ち越しの打点を挙げた。マーリンズはそのまま4-3で勝利し、2連勝。5割復帰を果たした。
イチローは昨季の21打点を上回る22打点目。そのうち9月は9打点と勝負強さを見せており、メジャー16年目で日本人選手として最多タイの760打点に到達した。ここまでのシーズン最多はマリナーズ1年目の2001年の69打点で、2005年と2007年に68打点を記録している。
それではそのほかの日本人選手の成績はどうなっているのか。ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏はメジャー10年でイチローと並ぶ760打点を記録。ヤンキース時代は初年度から3年連続でシーズン100打点に到達し、通算では4度100打点超えを達成。シーズン最多は2005年にマークした116打点だった。
両選手に次ぐ数字を残したのは現在、楽天でプレーする松井稼頭央。メジャー初年度の2004年にメッツで44打点を記録すると、7シーズンで211打点を積み上げた。また、ホワイトソックスなどでプレーした井口資仁(現ロッテ)は1年目で71打点を記録するなど4シーズンで205打点をマーク。また、マリナーズのレギュラー捕手として活躍した城島健司氏は1年目に自身最多の76打点を挙げるなど、通算198打点を記録した。