上原浩治、強打者3人斬りでレ軍6連勝に貢献「ウエハラが再び8回を鉄壁に」
上原の復帰で盤石ブルペン形成、「いよいよ一枚岩」
この試合では12球を投げてストライクは10球。抜群のコントロールで果敢にストライクゾーンを攻め、あっという間に強打者3人を料理した。記事でも「これまで通り、ストライクゾーンを攻めてデービスとマチャドを力ないフライに仕留めると、トランボからは空振り三振を奪った。トランボ相手にウエハラは落差のあるスプリットと彼の代名詞でもある伸びのある直球を組み合わせ、巧妙に攻めてみせた」と、その投球内容を称えている。
「3アウトを奪うまでわずか12球しか要さず、まさに効率的と言える内容であった」
上原の持ち味を存分に生かした投球だった。防御率は3.77。まだまだ上原らしくない数字ではあるが、徐々に良くなってきている。
レッドソックスは9回を守護神キンブレルが締めて6連勝。ここに来て勢いは加速しており、11試合を残して2位ブルージェイズとは5ゲーム差と地区優勝に着々と近づいている。「レッドソックスはポストシーズンが近づくにつれ自信を深めている」と伝えているのは、地元テレビ局の「NESN」(電子版)だ。
「ブルペン陣は、万全となったウエハラが8回、クレイグ・キンブレルが9回を担当することでいよいよ一枚岩となったように見受けられる。レッドソックスはオールスター後でア・リーグ1位のチーム防御率(3.55)を誇っている」