上原浩治、強打者3人斬りでレ軍6連勝に貢献「ウエハラが再び8回を鉄壁に」
チームの状態に指揮官も手応え、「日に日に自信が満ちてきている」
右胸筋の負傷から復帰後、上原は7試合連続無失点と快投を続けており、チームに安定感をもたらしている。通算253セーブを誇るキンブレルとのリレーは、まさに盤石だ。
記事によると、ジョン・ファレル監督は「クラブハウスは日に日に自信が満ちてきているように感じている。何度か壁を乗り越えてきた、それが敵地であろうが、同地区相手のビハインドな試合展開でも。こういったことがカギだったんだ。そういった場面で成功をつかめれば、雪だるま効果が生まれるんだ。バランスをとるために言うと、誰も過信はしていない」と確かな手応えを示したという。
この試合では、1点リードの7回に今季限りでの引退を表明している主砲のデビッド・オルティスが3ランを放ち、流れを大きく引き寄せた。「NESN」は、勝負どころで打線にホームランが出ていることも指摘した上で「こんなチームが自信を感じていないはずはないだろう」とも伝えている。
地区制覇は目前。圧倒的な勢いで、2013年以来となるワールドシリーズ制覇への期待も高まってきた。レッドソックスの快進撃に、やはり上原の存在は欠かせない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count