田中将大、自己最多14勝も「情けない投球」 HR量産の新人捕手には脱帽
驚異の打撃見せるサンチェスに「大変凄いこと」
11-5で勝利したチームは2連勝。プレーオフ進出にもどうにか望みをつないでいる。しかし田中は試合後、反省の弁を口にし、「序盤で大量のサポートがあったのでそれがあってよかったなとは思います。ホントに助かりました。ホントに情けない投球だった」。1イニング4被弾について「今までこういう経験はなかったです」と振り返った。
さらに「(3回の4被弾は)切れがなかった、シャープじゃなかったのが一番で、でもそこから何とかその次のイニングからは……、3イニング目の投球よりはいい投球ができていたと思います」と、3回に崩れた要因について分析しつつも4回以降の投球には手応えも口にした。
一方で、43試合で打率.337、19本塁打、38打点と驚異の打撃で本塁打を量産しているサンチェスには「キャッチャーは重要なポジションでピッチャーをリードして、なおかつバッティングであれだけ印象的な活躍をしているのは大変凄いことだと思う」と脱帽。チームメイトへの感謝も忘れなかった。
この日で今季の投球回が199回2/3となり、自身初のシーズン200投球回到達も目前となった右腕。ヤンキースのエースとして本調子でない中でも“負けない投球”を続けている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count