田中将大、右前腕の張りで次回登板回避 指揮官は軽症強調、今季中の復帰望む
ヤンキースも今季中の復帰望む、大台の200イニング到達までは1/3イニング
また、ラリー・ロスチャイルド投手コーチが、田中がルーキーイヤーの2014年に部分断裂と診断された右肘内側側副靭帯とは何の関係もないと明かしたことや、レイズ戦の登板が原因ではないと語ったことも紹介。田中本人が張りを訴えるまで、チームは異変には気づかなかったとしている。
田中は開幕から先発ローテーションを守り、レイズ戦では6回4失点ながら自身7連勝を飾り自己最多の14勝目(4敗)をマーク。防御率は2.97から3.07に悪化したが、リーグトップをキープしている。また、ここまでシーズン199回2/3を投げており、自身初の200イニング到達は目前。サイ・ヤング候補にも名前が上がる活躍を見せてきた。
記事によると、ヤンキースは10月2日(同3日)の今季最終戦・オリオールズ戦までに田中が復帰することを望んでいるという。ローテーション通りなら、田中の最終登板は1日(同2日)のオリオールズ戦となる予定だった。初の200イニング到達や、防御率2点台でのフィニッシュはかなうだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count