上原浩治を指揮官が「驚異的」と絶賛 地元メディアも「2013年のような投球」
「スプリッターは3年前と比べ、ごくわずかに脅威を欠く程度だ」
地元メディア「CSNニューイングランド」も「コウジ・ウエハラは再び2013年のような投球をしている」との小見出しでこの日の快投を伝えた。レッドソックは2013年に「守護神・上原」を擁してワールドシリーズ制覇を達成している。
復帰後の登板について、記事では「彼は8回登板し、失点を喫していない。しかし、これは話の半分に過ぎない」と指摘。「ウエハラは8回の登板でたった4本のヒットしか許していない。すべてシングルヒットだ。8イニングを投げ10奪三振、四球は一つも与えていない。 彼は27の打者と対戦し、5人しか出塁を許していないのだ。シングルヒットが4本と1死球。この死球は木曜日、マンシーニに与えたものだ」。このように、抜群の安定感を誇る現在の右腕の投球内容を詳細に記し、被打率.154というハイレベルな数字を誇ることも紹介している。
「スプリッターは少なくとも、3年前にレッドソックスが優勝した時と比べ、ごくわずかに脅威を欠く程度だ」
この日、キンブレルは29セーブ目を記録し、上原は15ホールド目を手にした。防御率を3.68まで改善させている上原の復調は13年以来のワールドシリーズ制覇を狙うレッドソックスにとって何よりの朗報のようだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count